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フライングの罰則とF休みF・Lで何が起きるか

フライング(F)は、大時計が0秒を指す前にスタートラインを通過することです。出遅れ(L)は1秒を過ぎてからの通過で、どちらもそのレースは欠場扱いになり、その艇の舟券は全額返還されます。選手への罰則は4つあります。レースのあっせんが止まる「F休み」(1本目30日、2本目60日)、級別審査の事故点(F・Lは20点、優勝戦は30点)、その節の賞典レースに出られなくなる賞典除外、そしてSG・G1の優勝戦・準優勝戦でのFに対するSG・G1の出場除外です。

F休み(あっせん停止)

同じ審査期間でのFあっせん停止累計備考
1本目30日30日公式の案内のとおり
2本目60日90日1本目の30日に加算(公式の案内のとおり)
3本目90日180日解説記事で一致している値
4本目180日360日解説記事で一致している値
非常識なF(スタートタイミング+0.05以上)+5日-2022年5月から、即日帰郷に代えて加算(公式の告知)

Fの本数は級別審査期間(5月1日〜10月31日、11月1日〜4月30日)ごとに数え直しますが、消化していないF休みは期をまたいでも残ります。F休みは出走回数を減らすので、出走回数の条件(A1は90回以上)に届かなくなる原因にもなります。

事故点(級別審査)

事故事故点
フライング・出遅れ(優勝戦以外)20点
フライング・出遅れ(優勝戦)30点
同じ審査期間で2回目以降のフライング+10点(優勝戦は+20点)

事故点の合計を出走回数で割った事故率が0.70を超えるとB2級になります。2回目以降の加点は2025年5月1日の競走から引き上げられたものです。詳しくは級別審査の基準。

節内の賞典除外

選手責任のフライング・出遅れをした選手は、その節の準優勝戦・優勝戦などの賞典レースに出られなくなります(賞典除外)。SG・G1では2回目で即日帰郷の扱いです。当サイトの開催ページの順位表では、賞典除外の選手は順位を空欄にして備考に表示しています(予選の得点率と準優勝戦進出の条件)。

SG・G1の優勝戦・準優勝戦でのF

FをしたレースSGの出場除外G1・G2の出場除外
SGの優勝戦24か月12か月
SGの準優勝戦12か月6か月
G1・G2の優勝戦-12か月
G1・G2の準優勝戦-6か月

2023年4月から除外期間がそれまでの2倍になり、除外中はグランプリにも出られなくなりました(報道と解説記事による。公式の規程の条文は公開ページでは確認できていません)。F休みの消化後から数えます。

データで見る

出典

  • BOAT RACEオフィシャルウェブサイトの「LEVEL.2 フライング・出遅れ」(1本目30日・2本目60日、非常識なF)、用語辞典「フライング(F)」「事故率」
  • BOAT RACEオフィシャルウェブサイトの2022年4月の告知(非常識なフライングの処置の変更)
  • 日本モーターボート競走会 2025年4月2日の発表(2回目以降のFの事故点)と、2023年4月のSG・G1でのF制裁の強化に関する報道